制作日記~Kaoru Mizuki

2018 09
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経済の勉強の楽しさ
私の大学では、経済学の授業が集中講義でありました。私は多少興味がありましたので、授業を取った覚えがございます。
父は(2017年没)お金に苦労したせいで、家族にも無駄遣いはさせない人でした。私もその血を一部引いているせいか、ふわーっとした経済観念の持ち主ではないと思っています。

どのような活動をするにしても、経済が土台となります。経済がしっかりしていなければ、何事も回っていきません。
そういう意味でも、将来の備えに関しても、経済を勉強しておく必要があると思っていました。現在は、基本を勉強している最中です。

機会費用という項目をみていまして、私自身のやり方に間違いはなかったのだと思うことがありました。(私初心者ですので、このような語句の意味を知ることからスタートしています。)


あるプロ演奏家の方と今年に入ってから、お付き合いを断つことにしました。約30年ほどのつきあいがあります。
以前からこの方には「感覚のずれ」を感じておりました。

この方にはコード譜を作ったり、室内楽のアレンジを依頼されていました。
その費用の出し方に、かなりの不満を感じておりました。ご当人の思うがままであり、こちらの望みを反映してくださらないのです。

クラシックの世界は、お金ではないのかもしれません。お金よりも心の満足度が大切だ。世の中にはお金より大切なものがあると、おっしゃる方もいらっしゃいます。上記の方も同様の考えであったのかと思います。

しかし・・私にとっては単なる作業であり、内面的にも音楽的にも、利益には結びつかないものでした。以前ならば、突然頼まれても淡々と片付けていたのですが、2018年になり考え方が大きく変化しました。

相手に「助けてくれ」と言われて、数千円の金額で自分の時間を売り渡すことはあまりにも、お人好しではないかと、思ったのです。また、今後も依頼が続くと思われました。この作業のために、自分のやりたい仕事が流れてしまう懸念も大いにあります。

そんなわけで、長いこと我慢してきた作業を打ち切り、相手とおつきあいを断絶することにいたしました。

上記について、機会費用について考えれば、完璧に断った方が良い案件だったと確信いたしました。ちなみに機会費用=この仕事をせず他の仕事をすれば、どのくらいの利益になっただろうか?という意味です。


人間関係としてもよくはありません。常に相手が上に立っています。二番手で満足していれば、ずっと良い思いはしないことを悟りました。このような人間関係を続けていけば、他の分野にも伝播していくことも考えられます。→常にそえものとしての扱いしか受けない!という意味です。

実際私は教育用作品ではゴミ的立場にありましたしね。このような場合は、いち早く去ったほうがよいのです。
これを経済の用語では、サンクコストといいます。続けていれば、もっと良いことがありますよと某会社員から言われていました。この言葉の裏には、何らかの悪い意味があったようです。見抜くべきでした。

サンクコストの呪縛から逃れるには、執着を絶って逃れることが正しい方法です。


経済の勉強から心理学的な勉強にまで発展しつつありますね。実際本を読みながら、経済=銭勘定の勉強だけではなく、人生を考えることにもつながっていくと感じています。実に面白い勉強です。





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2018年後半
もうはや1年の後半を1ヶ月過ぎてしまいました。私は6月中旬頃より、おぼろげながらも進むべき地がみえてまいりまして、多忙ながらも充実した日々を送っております。

かつて教育用作品を書いていた時とは、比べ物にならないほどの充実感です。自宅にはテレビを置いておりませんが、母宅ではテレビから時折、「学校音楽コンクール」の宣伝画面が流れております。今になってみても、自分には合わない世界だったなぁと感ずることがあります。

私はピアノから作曲に転向したせいか、幼少のころからピアノやオーケストラに親しみを感じておりました。(古典の楽曲のオーケストラはピアノ的な扱いですから。)それは今でも変わりません。

今後はピアノ曲中心に展開していこうと決めました。オーフィアス組曲のような創作物だけではなく、お仕事・・・・まだ告知はしておりませんが、一般向けの編曲仕事も、ピアノソロやピアノを含む編成(連弾含む)を中心にやっていきます!

自分の好きなことでなければ長くは続きませんし、心のどこかにしこりが残り、ある日爆発するのです。私はその繰り返しでした。お仕事はいやなことでも我慢してやるものだと思っていました。しかし、世の中が変化し、個人の時代となりつつある今日この頃、ようやく思った「こと」に挑戦できる時がきたと感じています。

心の変化を受けて、レッスンから撤退することを決めました。決して私は得意ではありませんので・・・(HP今月中には手直しします)

2013〜2017年まで、表向きには音楽の世界を離れたせいで、肩の力が抜けてきました。今後の活動も、狭い世界に閉じこもるのではなく、おおらかな気持ちで前に進もうと考えています。音楽や創作が日常に溶け込むような・・・作曲が日々の生活の一部であるような雰囲気でやっていきたいのです。

楽になれば、長く続けられるでしょう。

8月は数年前に書いた「海王星の戯れ」を2台のピアノ用に手直しすること、「オーフィアスの火祭り」(オーフィアスバリエーション中の1曲 ピアノソロ)を作り直すこと。これらに着手しようともくろんでおります。

ところで、カルロス=クライバー氏のCD。1962年の録音で、オッフェンバックの無名オペレッタが入ったものを手に入れました。私、オッフェンバックのオペレッタを聴くのは初めてです。演奏も演奏ですが、曲が面白い。肩の力が抜けていますので、食事のときに聴いても良さそうです。

他に、リパッティのCDも手に入れました。こちらは未聴です。









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ガレージバンド studio one prime
前回の記事でのおやくそく。ガレージバンドへの録音方法です。

昨日もこの方法でやりました。簡易録音としてはうってつけだと思います。
外付けシンセ、カセットデッキ、CDプレーヤー、ラジオ、レコードプレーヤーなどを、macのline in端子につないで、録音するだけ。

ただし、macの一部には、line in端子がないものもあります。その場合はオーディオインターフェイスをusbでつなげばokです。

1)ガレージバンドを立ち上げて、新規プロジェクトを開きます。楽器はなんでも良いです。
2)新規トラックを「リアル音源」で追加します。(トラック→新規トラック)
3)下方に青く光るメトロノームがありますので、オフにしましょう。(やかましいので)コントロール→メトロノームのチェックをはずしてもよいです。
4)右下にモニター画面があります。モニターを「入」にします。モニターの上の入力源、今回はモノ1(内蔵入力)にしました。
5)録音レベルを調整し、録音します。
6)共有→iTunesに曲を送信→ダイアログボックスが出てくるので、圧縮方法にmp3を選びます。
osが古い場合、ダイアログボックスは出てきませんので、とりあえずiTunesに曲を送信し、iTunesのほうでmp3にすれば良いです。

mididataが欲しいといわれた場合、こちらの所有する再生音源を相手側がもっていなければ、音楽の内容がうまく伝わらないことが多々あります。そんなときの手軽な手段として便利だと思います。

それから・・・studio one prime 手探りで使ってみました。マニュアルなくても直感で動かすことができます。
で、ちょっとみたところ、このソフトはmididataを念入りに作って、音源に置き換えるというより、オーディオ重視なんですね。notion6と連動して使うのが良いと思いますが、こちらも音重視なんです。譜面作成専門というよりも、音の付録に譜面があるといったところでしょうか?

それでもクラシックの普通のスタイルなら、十分な譜面を作ることができます。

体験版なのでソフト音源は多くついていません。それでもだいたいのことは体験できますので、概略をみるにはとても便利だと思いました。

私はデジタルパフォーマーと組み合わせて使っていく予定です。






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studio one prime
浄書ソフトに、notionを使っています。譜面だけ提出する場合はこれでも、十分なのですが、mididataやオーディオデータが必要な場合どうするか?

notionの譜面からmididataをエクスポートして、編集作業をし、オーディオデータに変換する作業。逆にmididataを最初に作っておいて、notionにインポートし、譜面の編集作業をする。そこからオーディオデータに変換する。

今まで私は、主としてデジタルパフォーマーMC50というフロッピーディスクが必要な単体シーケンサーを使って作業を行なっておりました。MC50を使う理由は、リアルタイムでテンポ入力がしやすいという理由です。そのために、わざわざフロッピーディスクドライブをオークションで落としました。こんな古いものを使っている人は少ないと踏んでおりましたが、意外に競争率が高く、定価以上の金額で落とすことになりました。

しかし・・・手間と時間を考えれば、studio oneのようなソフトを使うことが効率的ではないかと、遅ればせながら考えた次第です。studio oneとnotionは連動していますので、何かと使い勝手がいいのです。ただし、テンポの細かい揺れなどは入力しづらいのではないかと思っています。そのときは、テンポ情報だけをMC50で入力し、macのファイルに変換して、読み込んでという作業になるかと思います。

(この作業にはOS7〜9くらいまでしか使えない、ファイルタイパーというソフトが活躍します。dosファイルをマックで読み込ませます。)

話にはきいていましたが、studio oneを触ったことがありませんでしたので、体験版であるstudio one primeを落としてみました。最終的には購入するつもりですが、ソフトとの相性もありますので、まず実験してみることにした次第です。私が数十年前にperformerを使い始めたときは、確か、体験版なぞはなかったように思います。今は何かと丁寧といいましょうか、素晴らしいと思います。

ここ数年打ち込みからも離れておりました。復活できるチャンスを得るとは2013年あたりには思っていませんでした。ブランクを経て、私も欲しい音、作りたい音楽が変化してきました。デジタルパフォーマーのみではきつい場面も多くなるでしょう。そういう意味でも転機を迎えているかもしれません。いずれにせよ、勉強が必要です。

追記:ガレージバンドというソフトがマックにはついております。これ、初めて使ってみました。打ち込みではなく、外付けシンセの録音です。このような楽器だけではなく、カセット、レコードなど、つなげるものなら全て、録音できます。方法は簡単すぎるほど、簡単です。次の記事あたりで少し触れることにしましょう。







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シューベルト即興曲4番



youtubeで素晴らしいピアノ演奏をみつけました。京都市内の老人ホームで、誕生日コンサートの折、シューベルトの即興曲4番を弾かれておりました。

高齢ピアニストの演奏、国内海外とも、著名演奏家のコンサートに足を運んだことがあります。しかし、正直申し上げて、多くの方が、お金をとることが憚られるような、演奏が多かったです。著名だからといって、上手ではないと思っております。商業主義に上手にのっかっていった方の多くが、名前を得ているだけで、無名でも素晴らしい方はたくさんいることでしょう。

この記事の演奏者の方、指が変形しているだけではなく、腰もお悪いのかもしれません。すいすい歩けているようにも思えませんが、ご自身の弱点を克服しておられるようにお見受けしました。アーティストシューベルトと重なる点もあるような気がしました。

特に、中間部の旋律の歌わせ方、共感いたしました。この曲の魅力が溢れています。アルペジオがアルペジオとしてではなく、減7の和音がありふれた色ではなく、魔術のような色合いを放ってくれていました。加えて、メロディが大河の流れのように大きく、言いたいことがはっきりと伝わってきます。

即興曲を幻想曲と銘打っても良いと思ったほど。

おそらく若い頃からずっと、高いレベルをキープして、演奏活動を続けてこられたのだと思います。達人とお見受けしました。

解説をみたところ、2010年で85歳ですから、現在は93歳になられているかもしれません。これは私の両親と同年代です。第二次世界大戦の時代に音楽をやることは、至難の技だったときいています。私の母は「音楽家は国賊」と言われた時代だと言っております。この方も、同じようなことを言われつつ、乗り越えてこられたのでしょう。

今年91歳になる母にもこの演奏を聴かせましたところ、「元気が出る。感動した。」と言っておりました。また、現代日本でもてはやされているピアニストとは、比べ物にならないほど上手だ。と辛辣な批評をしておりました。

音楽の「お」の字もわからない母でも、感動させる演奏はなかなかありません。できることならば、別の曲もアップしてほしいですね。ただ両親をみておりますと、80代と90代では、まるで違います。90代になれば、日々体力が落ちていきますので・・・難しいかもしれません。

そこをなんとか!と思うほどの素敵なピアノでした。






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